介護職員初任者研修の資格を取得するためには、規定時間と規定カリキュラムの研修を修了し確認試験に合格することが必要になります。研修自体は座学が中心となるうえ、カリキュラムは決まっているので、規定の受講時間をクリアすることを目指しましょう。
130時間の履修が義務付けられている介護職員初任者研修を最短で修了するためには、短期集中講座を受講することが近道となります。1日に5時間程度の授業カリキュラムで、1ヶ月の受講タイミングで修了までに必要な講習時数を確保することができます。
介護職員初任者研修では、全般的に「介護の基本」を学びます。介護の仕事に対する理解を深め、医療との連携や尊厳の保持といった基本中の基本が主な学びの内容です。一部カリキュラムは、主任者研修と重複するためしっかりと理解を深めましょう。
要介護者様とのコミュニケーションを深めることは、スムーズな介護を進めるための重要な要素です。コミュニケーション技術を得ることで、要介護者様だけではなくご家族や同僚、医療支援者との連携をさらに深めることができます。
認知症に関する知識や特徴、老いのメカニズムなどを知ることで、介護をより丁寧に行えるようになりますし、要介護者様に対する理解を深めることにもつながります。生活支援を行うことで自立を促すことも介護職員の重要な使命です。
130時間という長丁場の研修が定着しなければ資格を得ることができません。そのために授業に関する振り返りや確認試験を行い、定着を確認する必要があります。この試験に合格しなければ、介護職員初任者研修の資格は得られません。